愛宕神社の建物は、舘山寺の阿弥陀堂であった

愛宕神社の建物は、舘山寺の阿弥陀堂であった


舘山寺町の舘山にある曹洞宗秋葉山舘山寺は、平安時代・弘仁元年(810)弘法大師が舘山を訪れて当地において修行し、その際に開創されたとのことです。

 明治三年(1870)新政府の神仏分離令(廃仏棄釈)により廃寺となりました。

 明治二十三年(1890)再興が認められ秋葉山・秋葉寺(しゅうようじ)の出張所を持ってくる名目で再興しました。

これは、曹洞宗秋葉山舘山寺に書かれています。

http://kanzanji.net/



そして、湖西市にある応賀寺の宝物館に「阿弥陀如来坐像」があります。

これは、舘山寺の阿弥陀堂に祀られていた阿弥陀如来坐像が、舘山寺の廃寺の際に応賀寺に移されたようです。


これは、1年に一度だけ!応賀寺『薬師大祭』秘仏御開帳へ参拝しよう。御朱印もどうぞ♪

https://enjoy-hamamatsu.shizuoka.jp/history/13968/2/

見どころ紹介<5> 仏師・定朝の様式 阿弥陀如来坐像

https://www.chunichi.co.jp/article/229222?rct=h_mihotoke



愛宕神社の建物は、舘山寺の阿弥陀堂であった



ということは、現在の舘山にある愛宕神社の建物は、廃寺前の真言宗中嶺山舘山寺の阿弥陀堂であったのですね。

そして、阿弥陀如来坐像は、静岡県指定文化財となっています。


今、阿弥陀如来像は、浜松市美術館「みほとけのキセキ―遠州・三河の寺宝展―」に4月25日まで展示されています。

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/101266/newmihotoke.pdf



投稿者 佐藤和真



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