庄内道を行く!

舘山寺町まちづくりの会 広報

2024年02月04日 16:40

堀江しらべ隊では、庄内道の調査をしました。

通称・舘山寺街道は明治40年から大正10年ごろに開通した道路で、その前の堀江(現・舘山寺町)から浜松市内に向かう道が庄内道と名付けられていました。

今昔マップにオレンジで色を付けた道路が、庄内道です。


今は庄内道の一部は自衛隊浜松基地になり、浜松基地の南側・浜松聖地霊園の横から現在の富塚和合1号線に入ります。


1号線ですよ。道幅3mも満たないところもありますが、多分主要道だったんでしょうね。だから、1号線なのかな?

途中には、愛称標識の和地往還があります。庄内道は和地往還とも言われていたようです。


くわしくは、和合町自治会の「てくてく和合 史跡の散歩道」に書かれています。

愛称標識を見ている時、歩いているおばさんから「お鴨江さんに行く時に歩いた道だよ」と教えていただきました。
昔のお彼岸の時の鴨江観音は、参拝客でにぎわっていましたね。その際に、お鴨江さんに向かうために歩いた道なんだ。なるほど・・・


県道湖東和合線を横切りまして、途中から和合81号線になり、しばらく行くと、富塚和合1号線になります。権現谷の交差点から池川和地山線となります。静大工学部に突き当たり、庄内道は静大構内にあった事になります。


犀ヶ崖古戦場の前の夏目次郎左衛門吉信旌忠碑の横に奥山半僧坊大権現里程石(五里)があり、左庄内道と刻まれているようですが、判読できませんでした。
ここが、庄内道の起点のようです。




堀江しらべ隊

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